眠れなくなるほど面白い ヤバい心理学 神岡真司監修

コンビニで見つけた本書。
なぜか、衝動的に買ってしまった。
どうして?
心のどこかで、僕は対人関係で優位に立ちたいとか、
うまく心理学を使って、有利に事を進めたいと考えているのだろうか。
だとしたら、僕ってとても打算的な人間。
こういう本を買う人を、僕は信用できない。
そして、僕はこういう本を買ったわけです。
心理学が今、結構流行っています。
きっと、対人関係に問題を抱えてたり、苦手意識を持っている人が増えているんだと思います。
でも、そもそも心理学ってなに?
ウィキによると、心と行動の学問とのこと。
つまり、人は何に対して、どう感じ、どう反応し、どう行動するか、を科学的に探求しようとする学問。
人間なんてものはつまるところ、人間なわけです。
そして、人間は数百年も、数千年も前から人間なわけです。
そして、僕たちは人間であり、僕たちこそが人間なのに、
その自分たち自身のことに今更まだ探求する余地があるのだろうか、という疑問があります。
だって、みんなが同じようなことを考え、同じような感情を抱き、同じような人生を生きているはず。
もちろん、何に対して、どう感じ、どう反応するかは人それぞれではあるけれど、それでもパターンは限られているにきまってる。
だって、所詮は人間だもの。
そんな人の心を研究する学問ってどうなのかな、と思うわけですが、
そうは言っても僕はこの本を買ったわけです。
この本を買うという行為を行う自分の心と行動を理解できていない僕だからこそ、結局この本を買ったんです。
あけて、あらびっくり!
文字が大きいこと大きいこと。老眼用ですか?
最近のコンビニの本にはテープが貼られていますからね。中は買うまでわかりません、。
裏にちゃんと日文ってかいてありました。これだけ外人が多い世の中。
中身が見えないのは、トラブルのもとになりますよね。なので、袋とじとかやめましょう。オープンにいきましょうよ。
書いてあることはどっかで聞いたことのあるような当たり前でどうでもいい内容ばかり。
例えば、思考しているとき右を見る人は左脳を動かしているので嘘をついている。
左を見る人は右脳を動かして記憶をたどっているので本当のことを言っている。
っていうか、これが心理学なんですか?
それ以前に、本の中の図が、右、左ややこしくて、その時点でどっちがどっちかわからなくなっちゃいました。
多分、人間は心理学なんか勉強していなくても、無意識のうちに相手の感情や考えを理解していたはずだと思う。
この人は不機嫌だとか、威圧したいのだとか、うそをついているのだとか、認められたいのだとか、自信がないのだとか、
人の心が動かす無意識の行動や表情を、人はたくさんの人と関わるうちに識別する能力を養ってきたはず。
それが、どうして心理学なんかに頼らなければならなくなったのだろう。
答えはもう決まっているわけですが、そこにこそ、問題がある気がします。
本書で紹介されているワザの一つで、意識してやってみようと思ったことを絞り出しました。
「熟知性の原則」
これは繰り返し会っていくうちに、相手に対する好感度が無意識に高まるというもの。
つまり本書によると3か月に一度1時間話すより、週に一度15分話すほうが有効になるのだと。
この例えは、明らかに週に一度15分のほうが3か月の蓄積量も大きくなるので例えとして破たんしてますよね。
ここが気になるわけです。
でも親しくなりたいと思っている人であっても、なかなか頻繁に会うのは難しいもの。
だからこそあえて意識的に時間を作って会ったりコミュニケーションすることってやっぱり大事だよなー、
と自分を振り返ったひろでした。
確かにこの本、ヤバいですね。

ヤバい心理学 [ 神岡真司 ]

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