データベース技術[実践]入門 松信嘉範

データベース初心者な僕です。
そんな僕でもデータベースを扱わなければならない状況になって、購入してみたのが本書。

データベースを全く扱ったことが無いわけではなくて、
実際には仕事では毎日のように使用している。
でも、なんとなく使用していて、なんとなく使用できてしまっているレベル。
どういう思想でデータベースを設計すべきなのか、何に留意しなければならないか、そういった教科書知識が無かった。
データベースのべき論を知らない人間がつくるデータベースは、可用性を著しく損ないかねない。

本書は体系的にデータベースの扱い方を初心者でも理解できるように説明している。
腹落ちする部分が多かった。

おそらくこういった知識はウェブにある。
ウェブで拾い集めてくれば勉強できる。
なぜ、わざわざ本を買うのか?
それは体系的に勉強できるから。
本で勉強することに慣れっこになっていて、やっぱり本で学習したほうが効率が良いからである。

本書の多くはためになる内容だったが、
第10章 MySQLのソースコードを追ってみようの50ページは必要ないように感じた。

著者

松信嘉範(まつのぶよしのり)
MySQLを中心としたデータベース技術のエキスパート。
MySQLコンサルをしているらしい。

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