あまりにも有名なビジネス書。
会社の同僚が、車の運転中にYoutubeで自己啓発本まとめ動画を聴いている、と言うのを聞いて
どういう本の話なの?
と、質問したら、
「チーズはどこへ消えた?」とか、、。
と答えた。
その人は、全然本が読めない人だけど、こういう本なら頑張って読んでみたいと言っていた。
そういえば、そんな本家に置いてあったな。
思い返して本棚を覗いたら、そこにあった。
チーズはどこへ消えた?
タイトルは覚えているけど、中身のことはすっかり忘れていた。
なので、もう一度読んでみた。
メッセージは一つ。
「進んで変わろう!!」
僕は強迫観念的に変化し続けている。留まったままだと腐ることを知っている。
だからこの本から学ぶ教訓はない。
でも、もし変化を恐れている人がいるとしたら、この本は多少の励ましになるのだろう。
ネズミのスニッフとスカリー、
小人のヘムとホー、
4人の登場人物が迷路でチーズを探す物語。
スニッフとスカリーの個性の違いがわかる人はいるのか?
ネズミはとにかく直感的に行動していく。
チーズが無くなったとわかったら、すぐさま次のチーズを探しに行く。
僕はスニッフとスカリーに似ている。
ホーは、悩む。考え抜いた末、探しに行った方が得だという結論に至り、遅ればせながらネズミを追いかけていく。
ヘムは、無くなったチーズのことばかり惜しみ、新しい挑戦をすることを恐れ、その場を動こうとしない。
スニッフとスカリーにしてみたら、この話には教訓はない。
クヨクヨしてる暇があったら行動しろよ!
変わろうとしない人たちをどうやって変えるのか。
ホーは励ましのメッセージをヘムに残した。
チーズの話について語るアメリカ人の一人は、変われなかった人たちをクビにしたと言った。
そこがなんともアメリカらしい。
日本では、変われない人達をひきづりながら変わらなければならない。大変だね。