ターゲット1900。
なんで1900なのか不明だが、ずっと売られている。
30代以上になってしまえば、この本は全く役に立たない。
意味との関連の中でしか記憶できない脳になり果ててしまうから。
しかし、なんでもスポンジのように吸収できた若かりし中高時代には、
こういう馬鹿げた単語集にも価値があった。
ただ、ひたすら単語と意味を見比べて覚えるだけの本。
それでも記憶することができる青春時代は誰にでもあった。
この本を手に取るべきタイミングがある。
その時に手に取り、必死に覚えた人の脳裏には、
歳を取っても1900単語のうちの幾許かを残すことができる。
アゴニー激しい苦しみ と読みながら しゃくれている友達を思い出したあの頃。