AI監視社会・中国の恐怖 宮崎正弘

中国のことは好きだけど、こういう中国の時事問題を話題にした本は読んだことがなかった。

いろんなところに書いた記事の寄せ集めなのだろう。ストーリーが一貫していない。
ただ、筆者のやりたことはわかる。中国批判。

全体的には中国はAI開発を推し進めており、強力なIT監視社会がすでに完成している。という話と、
アメリカが本気で中国と対立する姿勢を示してきており、中国ももう終わりだという話。

宮崎正弘
まあ、いろいろ中国関連の本を出している70歳くらいのお爺さんらしい。
この人物ついてこんなことを書いている人もいる。
息を吐くように嘘をつく宮崎正弘
なんだか本はたくさん書いているけれど、論理が適当すぎるし、言葉遣いも雑。知識も雑そう。
正しい日本語が使えてないようにも見える。それとも煙にまいて論理や調査の弱さを隠しているのだろうか。
とにかく信用できなそうな人だけど、こういう中国を批判する物言いそのものについて日本には一定の需要があるんだろう。

個人的に一番心配なのは500兆円以上といわれる簿外債務だ。
その数字が桁違いに大きいことはわかるのだが、中国という大国に対してどう影響するのかわからない。
うまく誤魔化して辻褄をあわせられるレベルなのか、それとも崩壊につながるほどの癌なのか。

いずれにせよ、今までのような無鉄砲な資金拠出は今後難しくなるのは間違いない。
資金拠出がない中で、果たして国民を食わせるだけの金を捻出できるのか。それが尽きるまでに、実態経済を同レベルにまで発展させられるのか。
うーん。ダメそうな気がする。けど、なんとかなりそうな気もする。

大国中国から目を離せない。

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