駄目な会社の特徴を述べてディスった本。
著者はプリンシプル・コンサルティング・グループ株式会社(知らない)の代表取締役。
リクルートに11年務めていたらしい。その後、独立してコンサルタント。
この本はまとまっていない。
ただ、思いついた会社の駄目なところを10個並べた感じ。
連載記事の集合したものである。
Case 1 : ずらずら病
Case 2 : TEDかぶれ病
Case 3 : 老害役員
Case 4 : 文系対理系
Case 5 : ご新規3名様。社内用語。ラベル付け
Case 6 : 社長の右腕の罪。自分の身の丈をしれ。
Case 7 : 肝入りプロジェクトは旨くいきません。
Case 8 : お金を使えない病
Case 9 : 褒める文化良いね
Case 10 : ワイガヤ良いね
ここに挙げられた大組織のモヤモヤには共感できるものも結構ある。
ずらずらミーティングに来る会社とは付き合わない方が良い。全体最適ができていないから。
老害は新しいものを拒絶する。
肝入りプロジェクトには、
・大局観があり腹を決めた大ボス
・的確に指導し、守ってくれるメンター
・実践能力がある異才の実行責任者
の3者が必要だけど、たいてい揃わない。
日本企業は旨くお金を使えない。まじで。経費削減か投資とリターンでしか考えられない。
大きな組織の中で働くのは大変だなー。