閉塞感のある君へ。こっちへおいでよ。湯川鶴章+TechWave塾コミュニティ

これからは「アジアでビジネス、日本でソーシャル」の時代だ。

この本の言いたいことを要約するとこの言葉で終わってしまうんだけど、もう少し書いてみよう。

日本は人口減少が進み、悲しいことに2060年には8000万人、
2100年には、今の半分の6000万人くらいに落ち込んでしまう。
さらに悲しいことに老人ばっかりの国になって、2060年では老人一人を1.2人で養わないといけない。
って、母子家庭じゃないんだからさ。そんなん、無理っしょ!
成人が月20万円稼いだとして、年金に10万円払って10万円しか残らない、しかもそれはただ年金のためで、
他にも色々税金とか取られる世の中になるということ。
GDPも2050年には今の550兆円くらいから、300兆円強に落ちこんで250兆円くらいが消える。
こんな国でお金持ちになるほうが無理ゲー。だから海外に出て稼ぎましょう。
幸いにアジアは今後50年で最も成長する地域なのである。
アジアと言う地域は2050年までに30000兆円!くらいの世界GDPの50%を占める様になるらしい。
15000挑円。日本が300兆円なのに!?これはもう現実なのだ。
中国もあるし、インドもあるし、東南アジアの成長も目覚ましい。
日本はアジアに近いわけだし、アジアで稼げばいいじゃん。。

でもさ、やっぱ日本人だからね。僕ら。日本でつながってみんなで一緒に切磋琢磨して頑張ろう。

僕は日本でソーシャルっていうのがよくわかんないが、まあ、日本語しか喋れなければソーシャルは日本人としかできないわな。

でも、それでどうやってアジアで稼ぐんだろう。

TechWave塾について

このTechWave塾というのは今はどうなっているんだろう。
まあ、こういうコミュニティは基本的に持続可能なものになるのは難しい。
その中心となる人の熱量によって人が集まるけど、熱量を維持するのは結構大変なのだ。
人も変わる。
できては消えるんだろう。こういう組織は。
このTechWave塾は15万7千5百円もかかったらしい。しかも1回2時間全6回。全部で12時間の講義だから1時間1万円以上。
それによって参加者の質が変わったと正当化している。
こういう塾で稼いでいる人は多い。しかし、それだけの価値に見合う講義を提供し続けるのは難しい。
時代は変わるから普遍的な内容では通用しない一方で、講師は年をとるからだ。
この本の中で紹介されている人たちは成功者というにはまだ早い。
成功したくて行動を始めた人たちという段階。それで、語っちゃうのはちょっと寒い。

本の中で、評価経済を提唱し、FREEexという組織を運営する岡田斗司夫氏が紹介されていた。
この人は本には関係ない。TechWave塾が岡田氏のことを勉強していただけだ。
100人を超える社員が岡田氏に給料を払って活動しているという組織。
そう言うと異色の組織に聞こえるが、後援会と名を変えるとなんとも寒くなる。

ものは言いようで面白くもなるしつまらなくもなる。

自由に羽ばたいた人たちが成功していて欲しいと切に願っている。
そういう人たちが続く人の道標なのだから。

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