20代でやっておきたいこと 川北義則

アラサーひろです。 
もはや、手遅れと言われても致し方なし、僕の20代は終わりました。
だからこそ、この本を引っ張り出してもう一度読んでみようと思いました。
「20代でやっておきたいこと」
僕は20代でやっておきたいことを、しっかりやりきって30代になれたのだろうか。
この本は、タイトルどおり20代としてやっておくべきことをおじいさんが纏めたハウツー本です。
北川義則さんとは
1935年大阪生まれ。慶応卒、東京スポーツ新聞社入社。文化部長、出版部長を歴任後、1977年に日本クリエート社を設立。出版プロデューサーとして活躍するとともに、生活経済評論家として新聞、雑誌などに執筆、講演活動を行っているとのこと。
現在、現役。日本クリエート社とは何なのかよくわからない。
おじいさんが薦める20代の生き方には、学ぶことが多そうだという印象はある。
おじいさんになってから後悔したくはない。
久しぶりに読み返してみた結論、
当たり前のことしか書いてない。
そして、90%以上はちゃんと身をもって経験してきた。
つまり、僕は20代を卒業して、30代になっても良いということでしょうか。
川北さんとお話しする機会があれば是非、伺ってみたい。
この本で一番面白いな、とおもったこと。
「二十代の読書量で、人生は決まる!」本を読め!
少なくとも、この本を手にとって読んでいる人は、本を読んでいる、読むという習慣がある人です。
その人たちにそんなことを言っても無意味であり、
本当にこのメッセージを伝えるべき人は、こんな本読むどころか、手に取るどころか、見たこともないでしょう。
新聞を読め、と書いてあるのは耳が痛いです。
それに加えて、2、3紙購読しろとまで書いてある。
海外で生活している僕のような人間の場合、どうしたらいいのでしょう。
香港の新聞、世界の新聞を合わせていったい何紙読めばよいのやら。
そんなことしてたら一日が終わります。
結局のところ、自分が関係している人たちと共通の話題ができること。
自分が関わっている業界の動きをしっかり把握しておくこと。
その上で、大まかな世の中の動きも把握しておくこと。
これが重要なのではないでしょか。
いまさら、新聞を2、3紙読めと言い切るとは、まさにおじいさんらしいな、と思ってしまうものです。
一つ参考になって、気をつけようと思ったところ。
「上司に意見をいうときの5つのポイント」
①つねに相手の立場に立った見方を忘れない
②越権行為はしない(これは結構忘れがちなので重要)
③態度は謙虚かつ冷静に
④建設的であること(文句だけ言うのは論外)
⑤事実に基づく(事実であれば何も怖くない)
ようは上司に何か言いたいときは、少なくとも上司以上にそのことを詳しく、正確に把握していなければいけない、ということ。そして、正確に把握していれば何も恐れることはなく堂々とした態度で(かつ謙虚に)ものを言うことができるわけです。
ようは部下は上司以上に、大人でなければ仕事が勤まりません。
実際に上にいけば行くほど、子供になっていく日本人おじさんの多いこと、多いこと。
海外で外国人と接してきて、このことは嫌というほど身に染みてわかりました。
おっと、謙虚さを忘れちゃいけませんね。
誰かに自分の意見を伝えて、それを受け入れてもらうということは30年生きてきても難しいものです。
だけど、ここは人の世。周りの人に動いてもらえないような人間には、何も成し遂げることはできません。
それを真摯に受け止めて、日々、謙虚に、かつ夢は大きく生きていきたいと思うアラサーです。
次は、30代でやっておきたいこと、でも買おうかな。

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