鈴木貴之さんは「水曜どうでしょう」の企画者。
1962年生まれ。映画監督、放送作家、タレント、作家など肩書いろいろ。
で、この本はエッセイ的な部分と小説的な部分がある。
タイトルからファイナルファンタジーを連想することを期待していることは言うまでもないが、
ストーリーの中に出てくる子供がプレーしているゲームはデーモンクエストである。
ドラマで作ったらそこそこ面白い筋書きなんだろうけど、
小説として読ませる程の文章力が無かった、という感じの母親が母親になっていくストーリー。
鈴木貴之さんは廃退的なものが好きで、人見知りらしい。
北海道を拠点として活動している。
昔、北海道には炭鉱があったらしい。
そして鈴木貴之さんは炭鉱の跡地の近くで育った。
忘れ去られて朽ちていくものの側で育った。