僕も猫背に悩まされています。
いや、悩んでないんだけど、度々猫背だよねって言われます。
で、頑張って背筋伸ばしてみたりするんだけど、気づいたら元にもどってる。。
定規を背中に入れるのはおじいちゃんの時代から代々受け継がれてきました。
これは間違った猫背の治し方。
って、もう本書の冒頭に書いてありました。
この本。
正直、いい本です。
1500円くらいの価値は全然あると思いました。
確かに僕は、骨の使い方とか、体の動かし方を学んだことが、人生でただの一度もありませんでした。
そもそも肩甲骨って言われてもどこの骨のことかわからないレベル。
どうでも良い、体育の授業とかする前に学校ではどうしてこういうことを教えてくれなかったんだろう。
体をどう使うか、動かすかは本書でも言われている通り、人生を変える可能性があります。
うつの人が減るかもしれないです。
で、結局、本書で言われていることは4つに集約されます。
1。肺は肩や背中まで拡がっているという認識をもって、全体呼吸すべし。→呼吸で健康になる。
2。大腿骨で立つべし。坐骨に乗って座るべし。そしで力を抜くべし。→これで猫背が自然と治る。
3。腕を使うときは肩甲骨から動かすべし。→これでよりダイナミックかつ力強く動かせる。
4。足の付け根はみぞおちの下。大腰筋を使って歩くべし。→体の中心を使うことで、動きは美しく、強く、心も体も健康になる。
この重要なエッセンス、正直、30ページもかからず説明できるんだけど、
それだとさすがに本として成立しなくなっちゃうので、言葉を変え、例えを変え、繰り返し繰り返し教えてくれます。
それが少し、いや、かなりくどい。
でも、4つの方法が具体的で、かつ役に立つと確信できるので、怒りは覚えません。耐えられます。
どうして、この4つを実践すれば、巡り巡って心も体も健康になるのかは、
小池さんがくどすぎるくらい説明くださっているので、ぜひ、本書を手にとって読んでみてください。
ねこ背は治る! [ 小池義孝 ]
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