思考は現実化する上下巻　ナポレオン・ヒル

自己啓発本って、なんで自己啓発本っていうんだろう。

そもそも自己啓発ってどういうことなんだろうってイマイチわかってなかったけど。

本書を読んで、あーこういうことかということがわかった。

ナポレオンさんは２０年間の歳月をかけて成功の法則の体系化を完成させたと言う。

しかし、本書の構成、内容は体系化されきっていないように思われる。

ナポレオンさんの論旨はロジカルじゃなくて、

「お分かりいただけると思う」という言葉が多発するけど、全然おわかり頂けない。

あえてそうしてわかりにくくしているのだろうか。

最終的に精神論とかスピリチュアルな世界に若干足を踏み入れてつつあるところも微妙に入り込みきれない。

胡散臭い。

結構、胡散臭い。

ナポレオン・ヒル　プログラムは百万円を超える金額で売られている。

これって、まさに情報商材の先駆けといって良い存在なのでは無いだろうか。

しかし勉強になる部分は多い。興味深い。

こういった成功の法則のようなものをどうやって売るのか。売れるのか。

で、世の中にはそういうのを買っている人が実際にいるのかと思うと不思議な気持ちになる。

読んでて思ったことは、まじで頭に入ってこない。

僕の頭に入ってこないということはロジカルじゃない。

だから普通の読み方をしていてはダメなんだと思う。

なんだろう、感性で読むのか、第六感を使うのか、はたまた振動で受信するのか。

話は頭に入ってこないんだけど、断片的に言いたいことは伝わってきて、

そこそこいいことを言っているように読み取れた。